実は、2021年度に開通予定でしたが、完成前に緩い地盤などが発覚して補強工事で開通が一年延期になりました。
播磨道に関しては、佐用JCTと繋げて鳥取自動車に直接繋げた方が便利なのに、なぜ中途半端な位置の中国道に繋げたの?と意見がありますが、これについて解説します。
日本の地層は世界で稀に見る特殊な地層で測量調査をしても不明な事が多く、掘ってみて色々と分かる事が多くて、播磨道に限らず高速道路工事で掘ってたら緩い地層にぶつかって補強工事が別途必要になったり、地層が硬すぎて既存の機械では掘れなくなって別の専用掘削機械が必要になるほど、特殊な地層と思って下さい。
(日本の測量の腕が悪いとかではありません)
仮に播磨新宮から佐用JCT方面で延伸しようとすれば、ほぼ山しかなくてトンネルばかりになり、トンネルを掘るだけでの莫大な費用が発生します。
先程も言ったように日本の地層は特殊なので、トンネルを掘っていくと、想定外の地層に遭遇したら別途費用が増えますし、地層によっては掘れない可能性が出てきて道路工事自体が中止になる事もあります。
今回、開通したルートはメンテナンスもしやすく工事費用も少なくできるためと言われています。
前置きが長くなりましたが、播磨道は日本一交通量が少ない高速道路と言われてますが、昨今の日本では災害が多いため、災害時でも活躍できる道路としての立ち位置にもなります。
気になる方は通ってみてくださいね!
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